もうひとりのわたし

黒い感情の吐き出しです

手帳は

手帳を見られたことがすごく嫌だった

悔しかった


私が夫を裏切るようなことをしたから

夫は何をしてもいいのかな

私の手帳を盗み見てどうしようというの


手帳には彼とのことだけを書いてるのではない

私だけの日常の些細なことが書いてあるの

ほかの人が見ても取るに足りないことばかりなのだろうけれど

私だけのもの私だけの場所





夫とキスしたりセックスすることよりも

夫に強く責められることよりも

これまでのどんなことよりも


携帯を盗み見られたことよりも


もっと嫌だった悔しかった悲しかった


夫が私の不貞行為を許せないように

私も夫がしたことを許さない